お茶の教授になりました。
博多の黒田藩を中心に広がった武家茶道である南坊流。
40の手習いのつもりで、30代後半に始めて、週に1度稽古に通い、2年おきに免状の取得に取り組んでいたら、いつのまにか10年の歳月が流れ、とうとう最終の奥義の伝授の「奥伝」というお点前を東林寺の茶室にて審査していただき、晴れて教授となることができました。
これもひとえに、先生のご指導の賜物であり、自分自身まさかこんなにじっと座っておとなしくしているような習い事で先生になれるとは思ってもいなくて、人生なにを選んでどのようにすすんでいくのか、自分のことであってもうかがいしれないご縁ってあるのだな、と感じています。
今後は、自分でも教室を開くことができる看板もいただいたのですがまだまだ修行は一生続けながらも、教えてほしいと頼まれれば、チャンスと思って教えることができるよう、精進していく所存です。
お茶の名前は名前の「ひかる」から「光」という漢字をあて「こう」と読ませています。
宗光(そうこう)と申します。
黒紋付も初めて着ました。
氣持ちがぴりっとしますね。とても清々しい1日でした。
ヒカル
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