博多支部 支部例会を振り返って
中小企業家同友会という経営者で運営が成り立っている会に在籍しています。
そこでは各支部で毎月1名の報告者を選定して、学びの共有をする場がありますが、
今回は博多支部にお招きいただいてプレゼンをさせていただきました。
このようなフライヤーまで作っていただき、当日は100名ほどの会員さんがお集まりくださいました。
テーマは「社員もわくわく社長もわくわく」という内容でしたが、わくわくというテーマは私の中でもとても大事なもので、自分もそうありたいし、関わることで社員・スタッフのみなさんにもそうなってほしいというのはいつも思っています。
今回は中でもアトモスダイニング株式会社での事例という縛りでの報告です。
今回のスライドで私の仕事の流れやなにをしているのかをわかってもらえたらいいな♪
理念づくりのサポートをするために、インタビューや質問を重ねると、経営者の想いがよくわかります。
↑さらに深掘りして、好きな「状態」を確認。
状態の基準って、みなさんなかなか思い至らないみたいだけど、ほんとはその「状態」が気に入らないのでイライラすることが多いんですよね。
私ができるのは、状態基準を確認したあとに、ではその基準が常に保たれるためにどんな仕組みが必要か?
というところなので、それを「〜化」と名前をつけて、さらに具体的にどんな組み合わせや仕掛けをしたら複合的に相乗効果が生まれるかを戦略して、そのために定例化のフォーマットを作って、やり方は現場のみなさんに任せる、という「間」に入ることをしています。
場合によっては、「〜化」のヒントまで作った状態で、なにをするかから現場やプロジェクトチームと一緒に巻き込んで作り込むこともします。
そういうときはファシリテーターとしてミーティングで意見が出やすいように運営する、という役割になります。
その時の経営者の自社の組織図に関する概念のシフトが大事かなと思っていて、
通常のピラミッド型組織でなく、逆ピラミッドにしたほうが社員・スタッフの自発性が引き出されて、巻き込まれてくれる可能性が高まると感じています。
私のわくわくする組織づくりの結論は簡単にいうと↑こんなイメージ
最後に、この報告をするにあたって早稲田大学ビジネススクールでちょうど人財の講義を受けた時、ご縁があって杉浦正和教授とやりとりさせていただく機会があり、
杉浦先生の著書↓
講義で学んだ、マネジメントとディベロップメントの考え方も最後に紹介させていただきました。
イキイキ(わくわく)とした組織運営には、マネジメントとディベロップメントのどちらも同程度必要で、会社の成長の段階に合わせてどちらかに集中する時期があって、それを繰り返しながら企業は発展していくのではないか?
という結論でまとめさせていただきました。
このような機会があったことで、自分の仕事を新たに見直すことができ、
作り込みは少し大変だったけど、ご依頼も受けてみるものだなと感じました。
集まってくださった会員さんのなにか学びの機会になれば幸いです。
ヒカル
0コメント