読んだ本*メモの魔力
私もかなりな自称メモ魔なのだが、著者のSHOWROOM前田裕二氏とメモ(ノート)のとり方が、酷似していたことに驚いた。
ノートに事実だけを書くのではなく、その事実を「抽象化」すること「転用」できるかを検討するページがあることでアイデアの宝庫になる物事の考え方の大事さを説いたノートの使い方に関するHOW TO本です。
このノートの使い方は、今私が使っているモレスキンノートの使い方と全く同じで、見開き2ページを1度に贅沢に使っていること、今まで自分はこれを『展開思考』のためのカスタマイズと呼んでいたけど、前田氏は「抽象化」と「転用」とネーミングしより具体的にしているところが凄いと感じる。
たしかにそんな使い方をしなければ、メモやノートをとる意味がわからなかったので(記録だけなら音源がよいし、忘れないようにメモするだけならスマートフォンに入力すればよい)ベストセラーの本だということで、このメモのとり方が市民権を得たようで少しうれしい。
普段メモやノートに興味がない人でも、巻末の自己分析の1000問の質問集だけでも購入する価値があるような気がします。
コーチの立場でいうと自己分析のための「質問を作る」のが一番むずかしいことだと思うので、それに答えるだけでいいのはむしろ楽です。(自己分析をしたことがない人はきっとツライ質問ばかりであろう。)
就活前の学生さんに質問集だけでもしてもらったほうがいいと思います。
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