観た映画の記録_大統領の料理人

【ストーリー】

片田舎で小さなレストランを営むオルタンス・ラボリがスカウトを受け、連れて来られた新しい勤務先はエリゼ宮。

そこはなんとフランス大統領官邸のプライベートキッチンだった。

堅苦しいメニューと規律と縛られた食事スタイル、嫉妬うずまく宮廷料理人たちの中で、
彼女が作り出すのは「美味しい」の本当の意味を追求した料理の数々。

当初、値踏みするような目で遠巻きに眺めていた同僚たちも、いつしか彼女の料理の腕と情熱に刺激され、彼女のペースに巻き込まれ、やがて、大統領のお皿に食べ残しがなくなってきたある日、彼女に直接声をかけてきたミッテラン大統領の口から意外な話が飛び出す―。

(Amazonより)

料理が本当に美味しそうで、食べてみたくなった。

素材にこだわってシンプルなものを作るとコストが高くなる。それを官邸は許さない。

本当に美味しいものを知る大統領に腕をふるいたいと思う料理人ラボリ。

体調管理という名目でいろんなものをカットしたものを作るように命じられて、美味しいものが作れなくなってしまう悲しさ。

新しく入ってきたラボリの良い仕事が見込まれて大統領に大事にされると、今まで厨房を仕切っていた古株の料理人たちがバチバチに主導権争いをする様子など、

ただ美味しいものを作って喜んでもらいたくて仕事をする人にとっては、組織や政治の力が煩わしく、疲れてしまうのだろうな〜、と切なくなりました。

今度フランスに行くときに、この映画に出てきた料理を食べてみたい。

ヒカル

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