お茶の稽古*コンペイトウのふりだし
今日は涼しげに薄茶の葉蓋のお点前(アカメガシワの葉)をしました。
この見るからにかわいい!金平糖!とその容れ物!(振り出しといいます)
「これは織田信長が好きそうな南蛮ですね!」と声に出してしまうくらい興奮するかわいらしさがあります。
「ふふふ。あなたがお茶席に呼ばれた時に、金平糖の降り出しで困らないように、練習用に準備したよ」とのことで、先生私が恥をかかないように助けてくださってありがとうございます!!!
できるだけ3個か5個か振り出したいところだけどコロコロっと6個出てきてボーゼン(O_O)
よかよ、食べんしゃい、と笑われました。
今日は振り出しの作法、しかと理解いたしました♪
しかも今日は香合まで振り出しに合わせてガラス。気遣いが細やかですね〜!
葉蓋にしても、振り出しにしても想像力をかき立ててくれます。
大袈裟だけど、織田信長の時代の金平糖とか南蛮様式になってるお城の部屋にタイムスリップしたような気持ちでいただくと、想像力だけは簡単に時空を超えるんだなあとびっくりするし、想像力を働かせるっていうのは、もしかしたら人間の最大の特性の一つかもしれないとも思えるので、ここは退化させないようにしたいもんだ、と想像力まで鍛えられるお茶の稽古なのです。
見立てとか想像力の塊ですもんね。
習ってよかった!
今日も一服の清涼をありがとうございます。
ヒカル
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