ワインの勉強会5回目_アンスティチュフランセ

5回シリーズで申し込んでいた、フランスワインの講座も今日が最終講。
前回はどうしても仕事から戻ってこれず、欠席してしまったので最後の今日はどうしても参加しなければ!

と張り切って最後の仕事をこなすも、帰宅ラッシュ渋滞に巻き込まれ、やはり30分遅れで教室に到着。


到着した時にはすでにテイスティンググラスに白ワインが注がれている状態で慌てて私もテイスティングスタートでした。ひとまず間に合ってよかった!

白ワイン2種類は

香りをとっていくと、柑橘の中でもグレープフルーツの香りと青っぽいハーブの香り(これをカシスの芽と表現するそうです)、ミネラル豊富で第二アロマはほとんど感じられず、第一アロマが一番感じられたので、消去法でいってもソーヴィニョンブランだと感じたのと、1種類めのは昨年から必死で二次試験対策の勉強している、「ニュージーランドのマールボロのソーヴィニョンブラン」の特徴がよく出ていると感じたので、ステンレスタンクでスクリューキャップのものだろうと結論づけたら、正解でした♪

ヴィンテージは2016年かな?と思ったら2015年。
このあたりはよくわかりませんね(笑)


2種類目のは練習用でよく飲んでいたサンセール(仏:ロワール)に似ているように感じました。

ニュージーランドのものよりも、ハーブの香りは少なめなんだけどミネラル豊富でキリッとしていて料理に合わせやすそうな、ニュージーランドよりも少しやわらかい感じもして、フランスのソーヴィニョンブランと結論づけたら、正解はフランス・ロワールのプイイ・フュメ(ソーヴィニョンブラン)だったようで、フランスとロワールまでの推理はよかったみたいで、ちょっと嬉しかったです。


でもここらへんの(サントルニヴェルネ地区あたり)はブルゴーニュにも近いからか、シャルドネとも間違えやすい気もするので、しっかり香りをとって結論づけなければ。


赤の3種のワインは、マルベックかメルローのどちらかの品種を当ててみるということで

アルゼンチンのマルベックは、フランスではマルベック、オーセロワ、コットとたしか別に2つシノニムがあったよなぁ。とちゃんと覚えていることに少しうれしくなりつつ。。。

うーん。どれも同じくらい色は濃い...(写真一番上)
1番と2番は香りとって、飲んでみてなんとなく系統が似ているように感じたのですが、前の席のお二人と私の感じた意見が違って、うっかりそちらに流されそうに...(笑)

自分の感覚を信じて!


こちら小さなプラスチックカップのワインは、色もガーネットではあるけど紫ではなく枯れた感じ。

これはきっと熟成されたワインかきっとヴィンテージが古いのかな?
そうするとイメージ的に、樽の香りが効いていたりして。

香りをとると、チョコレートのような香りとたばこみたいなスモーク感。

こうなってくると実際どの赤ワインもよくわからなくなっちゃうんだよな。

全体が渾然一体となって、とくに突出したものを気づけなくなっちゃって、美味しい!となっていまってワインを評価することができなくなってしまいますが、吉村先生曰く、こちらがスーボワ(森の下生え)の香りだと教えていただいて、スーボワが少し理解できました。


結論は、赤のひとつめがアルゼンチンのマルベック、ふたつめはフランスのシュッド・ウエストのマルベック(カオール)3つめのスーボワのが2012年のボルドーのメルロー(+CSカベルネ・ソーヴィニョン)ということでした。


テイスティングシートに書き取ったところ、ふたつめの赤ワインはどれも中庸で柔らかく感じたので、メルローなのかなぁ?と自身なさげに結論づけたのだけれど、結局はふたつは似てるな〜という最初の直感の方があたっていたわけで、人の意見に流されるのはやめようと決意しました(笑)。


アルゼンチンのマルベックはたしかにステーキや肉料理を食べる時に、価格が手頃なこともありよくオーダーして飲んでました。


カオールは飲んだことなかったと思うのだけれど、アルゼンチンよりも品がよくエレガントにできているようで、やはりフランスのは同じ国際品種のものでも出来上がりの方向性が違うんだな〜!

(例えばシラーにも同じことを感じます)ということで、フランス素敵ね、美味しい、ということがわかった5回講座最終講でした。


二次試験を受ける予定の生徒さんには吉村先生からしっかりとしたご指導があって手直しもしていただけたので、本当に受講してよかったです。


2クール目も4月から行われるそうなので、機会を見てできるだけ受講しようと考えています。

1年目はよくわからないまま、飲みまくって勉強したけど、やはり理論がちゃんとわかってからのテイスティングは全然違います。

ここは時間をかけたほうが、結局仕事として使うなら良い結果になりそうだなと感じました。

負け惜しみかもしれないけれど、結構ハマって勉強して力をつけることができているような気持ちにさせてくれた講座でした。


吉村先生ありがとうございます!!



ヒカル


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