P社 ホスピタリティ研修

今日は朝から2時間、3時間、3時間の、研修講師を3本行って今帰り。

このやりきった少しの倦怠感が心地いい。


8時間も、誰かになにかを伝えるために喋るってなかなか体力使うけど、これも私の天命だと思えば、当然の働きだ。


写真の最後の接遇研修は、高校生3名、大学生5名の8名参加でした。

他店に比べるとクレームが多いと聞いて教えに来たけど、実際やってみるとみんなやり方を知らないだけで、ちゃんと教えれば理解も早く、じつはやる気もあってとても優秀な若者ばかりだった。

ただなんのためにここでアルバイトをしようと思って入社したのかを聞いて、将来はどんな仕事に就きたいか?を聞いただけで、みんなは目の前のことを勝手に意味付けして真剣に取り組み始める。

目の前の作業に慣れきってしまうと、今ココの意味を忘れて本末転倒してしまう。


そこを忘れないように問いかけ続けるのが本来は上司の大事な仕事ではないかしら。

モチベーションは無理に上げれば必ず上げた以上に下がるけど、

なんのために?の動機を思い出したり、今ココの現実への自分なりの意味付けを毎回きちんと肯定的にしていくことだけ続けていけたら、毎日の小さな積み重ねは、1年でも大きく差が開く。

何も考えずに過ごす20年と、毎日何かに意味付けをして小さな改善を重ねた20年では同じ年の人でも、到底追いつけない差があるはずだ。

ただそこを教えてあげるだけで、そこを忘れないようにリマインドするサポートをするだけで人は変わる。と私は思う。

だから今日も一縷の望みをもって伝え続ける。

私が得意なことは対話と伝達することだけなのだから。


ヒカル

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