語源オタクについて
昨日の続きで、語源オタクに関してです。
語源オタクで外せないのがなんといっても漢字とラテン語。
とくにラテン語なんてのはすでにもう流通しておらず、ヨーロッパ各国の言語に変換されてしまってます。
その中でもラテン語に関する語源情報はギリシャ神話や旧約聖書に書いてることなんかで色々イメージつきますが、
幼い頃からの私の、いろんな興味対象に関しての、なんで?どうして?これからどうなるの?のあまりの質問攻めをうざったく感じたであろう両親は、おそらく私が自分で勝手に調べたり読んだりするために(?)
図書館にあるような国際百科事典全巻(分厚いのがゆうに50巻以上はあったので、それ用のガラス戸つきの本棚を準備したくらいだ)を揃えてくれた。
ついでにハードカバーの世界の神話と民話全巻まで…!
ちなみに我が母は小さい頃私があまりにも物語の読み聞かせを欲するのでめんどくさくなって、テープに吹き込んでラジカセを枕元に置いて再生するように言い渡した合理的な猛者でもある。
そういうのは嫌いじゃないよ♪むしろ好き!
そんなこんなで
なんて素敵な百科事典!
知りたいことはこれを調べたらなんでも書いてる!
小学校に入って読める字が増えてくると、ア行から順に全部読み込む勢いで好きな身の回りのものを手当たり次第調べていく、執拗さ。。。
アサガオとかアジサイとか、意外と毒がある植物多いんだな、なんてア行からしてサバイバル気分で読んでいてほんとワクワクしてました。
省スペースでもテレビなくても音がなくても想像さえできれば、すごくドキドキして興奮する!(マニアックな語源オタクの始まり)
私の調べる癖、本を読む癖はそこから出来上がったと言えます。
そんな中、小学校高学年で少し英語も馴染んできはじめたときに、タンポポのことをダンデライオンということを知った時、へえー、なんでライオンなん?
ライオンぽいとこあったっけー?
と、すでに赤色鉛筆でアンダーラインいっぱいになってる私のための(私しか使ってなかったので私のためのといってよいだろう)国際百科事典のダンデライオンを調べてみると、なんと!
なんとなんと!
ライオンの歯が語源とある。
たしかに。
葉っぱはギザギザしてダンテ→デント→歯というにはぴったりでもある。
ていうかさ!
昔の人って花の方より葉っぱに感銘を受けてそっちの名前をつけちゃうわけ?
と、ひとり納得いかなかったのだけれど、さらに追求してわかったことは、ラテン語が使われていた時代に大事なことは、病気や怪我をした時に薬草としての効果のある、葉っぱや根っこが大事なものであって、花なんて当時はおまけみたいなものに過ぎなかったんじゃなかろうか?
私たちお花を中心に考えたりする傾向あるけど、その葉っぱも根っこも実はそっちの方が大事なものが隠されてるんじゃない?
と気づいた時、私は周りの友達よりも悟りが過ぎて、普通と違うところばかりを見るようになってしまった。
私にとって一番大切なものはなに?
この問いかけこそが私の原動力であり、職業コーチを自ら選ばせた所以なのではなかろうか。
色々知りたいから聞きたい。
質問したい!質問して聞いた内容を俯瞰して統合して「こんな感じ?」と、アウトプットのお手伝いをしたい。
そもそも好きやったんか。
あってるやんね。
なかなか深いな。
ヒカル
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