(東京)若冲展に行ってまいりました。
東京都美術館で1ヶ月だけ限定で、若冲展が行われているというのを知っていたので、どうにか都合を合わせて行きたいと思って、やっと行くことができました。
もともと美術史を専攻していて好きだということもあるのだけれど、
こうやって大きな企画を観に美術館に足を運ぶことは、見聞を広める仕事上の視察の一環だと考えてできるだけ積極的に足を運んでいます。
お客様に話題を提供できたり、そこから感じたことをヒントにコーチングの戦略に落としこむこともできたりと、私にとっては大事な時間です。
大事な時間といえば、今回の若冲展、待ち時間が長いことでも悪評高い展覧会です。
ご他聞にもれず、私達が行った日も240分待ちの看板が^^;
私たちはオープン1時間前に行ったので、150分ほど待って入りました。
若冲の作品は、本当に素晴らしかったです。
特に今回は「白」の色使いの巧みさに感動でした。
お馴染みの大型の鳥の羽の白、雪の白、花の白。
とにかく白の使い方の感覚が今の時代の雰囲気とまったく同じに感じられて、どんだけ時代を先取りしすぎてるんだ、若冲!!
と圧倒的な筆使いにノックアウト。
しかし、館内に入ってからのほうが混雑がひどくて、カオス状態にはもう辟易。
という人も多かったんじゃないかな~。
出てくてぐったりの図↑(冗談です♪)
これは事前の美術館側の作戦会議などなかったのかしら。
主催者側の意図と観覧者の望むこととのミスマッチってあるんだな~。
もし私だったら事前にどんな誘導計画やフォーメーションを考えられていただろう?
飲食店の改善活動や、オープンニングのコンサルティングと似た視点で考えることができます。
若冲が本当に素晴らしかっただけに良い物を運営する側のこと(←ほぼ毎日の私の仕事に該当)を色々考えさせられる半日間でした。
ヒカル
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