珍しいご依頼_アート活動をマネジメントする

(↑先日行われたクライアント様の個展のフライヤーです)


先月、AZCARE ACADEMYという整体師さんやスポーツトレーナー、理学療法士さんなどがオンラインで勉強できる教育プラットフォームのサイトの中で、「ビジネス」カテゴリーの中に「コーチング」を入れたいということで、ご依頼いただいて収録を終わらせたのですが、


過去記事はこちら↓
https://www.slowplus-coaching.net/posts/8773314

その時、講座を最初から最後まで聴講してくれていたのが、ディレクターとカメラマンと私を推薦してくれた方の3人で、みなさん「とてもいい内容の講座で勉強になった!」とおっしゃってくださって、ちょっとホッとしていたのですが、

その中のカメラマンのIさんが、私の講座の中の「コーチングの歴史となぜ今コーチングなのか?」というチャプターのところの


「個別指導の家庭教師(コーチ)や、スポーツでコーチをつけるとこんなに成績が上がるんだったら経営者にもコーチをつけたほうが良くない?業績上がらない?って経緯でアメリカでビジネス・コーチングの研究が始まったんですよ」と解説していたところにビビビと来た!のだということで、なんとそのままご自身のアート活動のスケジュールマネジメントのご依頼をいただき、プロジェクトが始まることになりました。


たまたまご相談いただいたのが、写真とアートの個展を開いていらっしゃる最中だったので、作品も直にたくさん拝見することもでき、なんとなくご依頼主の在り方のようなものへの理解が深まるタイミングでとてもよかったです。


本業が別にある方の、アート活動をするための時間を捻出するためには?とか、スケジュール管理をサポートする、アイデアを出し合うブレストをする、進捗管理をリモートミーティングベースで行う、などの試みは初めてのことで、コーチングという括りにしなくても、プロジェクトマネジメントをうまく進ませるということに関してサポートできるなあ、という発見があってとても興味深いです。

  

いつものことですが、自身への仕事の依頼の流れは

①自分ができることを常に発信しておく

②人柄をわかってもらう(SNSを見てもらう機会があったり、直接話したり)

③コーチングってなにか?を知る機会が相手にある(相談の連絡がくる)

④こんなことってできませんか?と相手の困りごとを相談される

⑤だったらこんなプランはいかがですか?と個別にスキームを組む

⑥やってみたいと頼まれる(研修やコーチングを体験してもらう)

⑦継続していたら、もっと関わってもらえませんか?と別の困りごとの相談がある


という、個別対応の困りごとのオンパレードを「ソリューションベースのスキームを組む」ことが、おそらく私自身の大きな特徴だと思うので、やったことがない案件が多いのだけど、実際一緒に考えてみたら、経験なくても大いに成果が上がるのがコーチングの特徴そのもので「問いをたてる」ことがとても重要なので、私が本質に迫る問いをたて、相手が考えて、たくさんの選択肢が出てきた上で、スキームを組む。


スキームを組むのは基本的にはコンサルタントの仕事なので、私の場合はコーチングして引き出した色々をもとに、スキームとスケジュールベースに落とし込むことができる、というのが強みなので、アート活動にしても、様々なタイプのアーティストがいて、プロジェクトベースでアート活動を行ったほうが思うゴールに近い成果をあげることができるのならば、コーチングとプロジェクトマネジメントでお役にたつことができるわけです。


こんな感じで、私の中身を気に入ってくださった方が、ある程度信頼しておまかせくださるおかげで、私のできる仕事の領域が広がってきて、こういうのをいくつも体験すると、やはり自分の能力開発は受けた仕事によってなされていて、お金をいただきながら新しいことにチャレンジさせていただけて、本当に感謝しかないです。


ご依頼いただいたIさんからは、「こんなコーチングの依頼、ないんじゃないですか?(笑)」とご自分が思いついた「アーティストにコーチをつける」という「初めての」プロジェクトがとても嬉しそうに見えるし、週1度、毎回30分〜の進捗確認のコーチングも「貴重な時間です!」と『時間をわざわざとって考える時間を作る仕組み=コーチング』を十分ご理解いただけているようなので、本当にありがたい。

こんな双方よし(私が得しすぎてないかな?)でいいんだろうか?と思うので、より多くの結果を出そうと仕事は真剣に取り組むわけで、


当たり前だけどクリエイティブな相手との良い関係っていいな、と思う次第です。

守秘義務があるので、なかなか事例をご紹介できないのが普通ですが、Iさんだけ紹介すると他社さんもうちも言ってください、と言われることもあるので、できたらご紹介できる範囲でどんな仕事をしているか、徐々に発信していってみようと思います。


ヒカル


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