入社式の司会

毎年恒例のA社入社式です。
今年は、6名のフレッシュマンが仲間に入ってくれました。

A社の卒業生(学生の時アルバイトしてくれていたスタッフ)がチーフになっている、WITH THE STYLEで、入社式。
おしゃれです(*´∀`*)


私は、いつものように司会進行役です。
まじめそうな式典関係では、ひとまず司会のお役目がまわってきます(笑)。

フレッシュマンは専門学校卒だったら20歳、大学卒だったら22歳。
私と24〜26歳くらい違うので、私と母と同じくらいの年の差の開きがあって、もう、娘・息子のような親の感覚です。。。

乾杯の合図で、お料理のコースもスタート。

緊張でいっぱいいっぱいになってるフレッシュマンを見て、自分の新入社員だったころを思い出しました。(かれこれ、24年前…。)


私は大手のチェーンレストランの会社に入社したので、研修は富士の裾野の研修センターで1週間くらい缶詰でみっちり行われました。


だけど悲しいかな、その時に習った内容などは今思い出してもまったく出てこず(私のバカバカ!)、思い出されるのは当時の人事部長がお話された「君たちの一挙手一投足を見ています」という言葉の重み。

それだけは20年越えてもよく覚えていて、その人事部長が見るからに、百戦錬磨な修羅場をくぐってきたような雰囲気の感じられる、仕事ができそうで今からの会社を担っていくような、当時の私にはとてもカッコイイ今までにないタイプの熱いものを秘めたクールな大人の人に見えたから、多分一目置いて(どんだけ上から?)話が聴けたのではないかな?
と思い出されます。

記憶の中での部長はスーツの趣味やサイズもとても洗練されていて都会的だったような。
日焼けをしていてスポーツマンのような風でもあり、今はどこで何をされているのかな?


人間って、自分に必要なものや自分の得になることは、しっかりと自分でつかまえて自分のものにすることができるんじゃないかな?と思ってます。


私は当時の勉強はまったく記憶にないけど、尊敬できる先輩が教えてくれたこと、注視していることを知ることができたことが、よかった。

君たちの一挙手一投足を見ているよ、というのは「なにをするにも自己責任だよ」というのを、教えてもらったようで、自分にとってはそれで学生気分はさっと抜けて自分の責任範囲でなんでもやってみよう!とスイッチが入りました。


店長になりたかったので、脇目もふらずに一直線に仕事に邁進することができたのも、自分の責任範囲でやろう、って入社当時に思えたからのような気がします。


だから今となっては無茶苦茶だっただろうなーと思えるような数々の体当たり経験も、自分の信念を貫いて上司の言うとおりにはできない、と思ったことはちゃんと本人(上司)を説得して、「結果を出す(ように努力する)から、部長の好きなやり方じゃなくて、私の考えたやり方でやらせてください」ってよく食い下がってました。面倒な部下だっただろうなぁ。


でも、そのくらい真剣にやれば大概結果は出るから、それも圧倒的に抜きん出て結果が出るから、それ以降はもう潰されることもなく、なにがあっても自分の責任のもと自分と目標を同じくする店の仲間と前に向かって進むことができました。


その土台になった考え、一挙手一投足というのは今となってみれば、考えていることが動きに出るよ、その行動を見ているよ、というとっても大人な考えで、どんな環境に居ても成長できる人は勝手に成長するし、どんなに教育が熱心な環境のところに入社しても、その価値がわからなければなんの進歩もなく受動的な態度になるのかもしれません。


その一挙手一投足を見られているなんて、恐ろしくないですか?

部長は当時30代後半から40歳くらいだっただろうか。

そんな凄みのある含蓄のある言葉を私も、フレッシュマンに伝えることができるだろうか?


毎年、入社式になるとそのようなことを考えて、恵まれた環境(いい出会い)があった自分を嬉しく思います。


仕事はきつくて、新卒採用の半分は入社半年で辞めてしまった、と聞いたことあります。

私は、あの言葉と店長になりたい、店長になって自分の納得する結果を残したい。

という一心で辞めるという選択を思いついたこともなかったし、毎日覚えることと、勉強しなきゃいけないことばかりで本当に充実してました。

意識次第で、同じ現象はどうにでも取れるもの。


大変なことの多い飲食業界に入社してきてくれたフレッシュマンに、少しでも勇気と希望を提供できればと毎回思っています。


ヒカル


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プロセスクリエイター / 企業コーチ / ファシリテーター / ワインソムリエ / 茶道家 福岡を中心に(東京もたまに)活動する、企業の組織デザインを専門に行う企業コーチ:ヤツグヒカル

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